古い住宅を子どもの名義にしたい

先日あったご相談

以前から使っていない住宅があり、そこに所有者さんの子(成人)が使って住むようになりました。
他にもご兄弟はおられますが、それぞれに自宅があるので、この住んでいるお子さん名義にしたいというご相談でした。

最初にご提案したのは、贈与と贈与の相続時精算課税制度。
 今贈与するので、親の目の黒いうちに確実に手続きが進められます。相続時精算課税制度を使うので、この時点での現金の持ち出しもありません。(※1)
 一方で、登録免許税、不動産取得税がかかります。相続時精算課税制度は、確定申告が必要ですが、忘れると多額の贈与税がかかります。

相談者からは、お子様は仲がいいから相続時でもかまわない。とのことでしたので、最終的に「公正証書遺言の作成」をおすすめしました。
 公正証書遺言があれば、相続登記は簡単に進められ、相談者さんの「ここに住んでいるお子さんの名義にしたい」というご希望にも添えます。

※1.相続時精算課税制度は、この場合の上限は課税評価額で2500万円です。超えた場合は、超えた部分に20%の贈与税が一旦かかります。

安藤 寿